シェーダーについて
QuickViewerの シェーダー メニューにあるオプションを変更すると、画像の見た目が変化します。 これは画像を縮小する補間方法を変更しているためです。
このページでは、それぞれのオプションでどのような違いがあるのかを説明します。
まとめ
- 通常、多くの画像では バイリニア補間 で問題ない
- 文字が読みづらかったり、日本のマンガを読むときは CPUによるバイキュービック補間
- GPUによるバイリニアの後、CPUによるバイキュービック を選択すると、描画速度と品質が両立するがフリッカーあり
- 上記のオプションで満足できない場合は バイキュービックまたはLanczos補間
サンプル画像について
以下の説明で使用する縮小処理のサンプル画像として、日本のフリーコミックである『赤き血潮に』を使用しています。 作者の相生青唯(あいおい あおい)様より許諾を得ています。
作品ページは 赤き血潮に(www.pixiv.net)
この画像を元画像としています。
1. バイリニア補間
QuickViewerの標準的な補間方法であり、多くの画像ではこのままで十分です。Windows Photo Viewerと似た表示になります。
2. バイキュービックとLanczos補間
これらのオプションではシェーダープログラム(フラグメントシェーダー)を使用することで、より高品質に描画することを試みます。 50-100%の拡大率の場合、バイリニア補間よりも良い結果を示すことが多いようです。
これらのオプションは通常よりもGPUの負荷が高いため、一部のPCでは正常に動作しません。
3. CPUによるバイキュービック補間
このオプションは、GPUではなくCPUによって縮小処理が行われます。通常最も良い品質になります。とりわけ日本のマンガでは。 GPUの機能を使わないため、古いPCでも正常に動作するでしょう。
あなたは描画があまり速くないと不満を感じるかもしれませんが、これでもベストを尽くしているんです :)
縮小結果の比較